KANOちゃんは、音を神妙な顔で聞いた後、「お水」「魚」とイメージを膨らませ、最後に「丸だね」と思いついて、画面に丸を描き出しました。
泡を思いついたんでしょう。4才になったばかりとは驚きです。
SAYAちゃんはおじいさんの部屋と、おじいさんを天国に運んでいくお墓と、天国に着いたおじいさんを描きました。おじいさんはお墓でも、天国でも時計といっしょなんだね。よかったよかった。

ふたりとも一年生で、こんなにたくさん色を塗ったのは初めてだそうです。これで自信がついたようですから、これからも白いところを残さず全部塗りましょう!
ERIちゃんの「大きな古時計」はおじいさんが泣いていますね。時計と別れるのが寂しいのかな?時計が止まってしまうのが辛いのかも。お墓にはお花やおじいさんが好きだったビールやコーヒーが供えられています。
SAEちゃんの「大きな古時計」は平井堅がステージで歌っているところ。大きなマイクを持って天国のおじいさんの前で熱唱しています。
手前にはお客さんのためのカラフルなマットが敷いてあります。マットには“妖精の粉”がまいてあるんです。ステージにはクリスマスツリーやリースがあって、おじいさんも幸せそうですね。
SYUNくんが「大きな古時計」を聞いてイメージしたのはやはり天国でした。おじいさんが天国に行った様子を描いています。でも、おじいさんは死んではいないそうです。(天使の輪がついていないでしょう?)
この絵を描きながら、SYUNくんと「天国」と「地獄」の話をしました。いろいろ話していくうちにSYUNくんの目がウルウルしてきて、塾長びっくり。よく聞いてみると「ぼくはお母さんがベッドに来た時に寝たふりをしたことがあるよ」と告白され、「地獄に行くの?」と聞かれたので「これから、ウソをつかないいい子になれば天国にいけるよ」と言ったのですが、SYUNくんのウルウルは、もっと深いものでした。それは「死ぬこと」に対するウルウルだったんです。だからSYUNくんは天国にも地獄にも行きたくないんです。おとうさんやおかあさんと離れたくないそうです。(塾長もキュンとなる一瞬。)
おじいさんが天国でも“生きている”のは、そういう深い意味があったんです。
この音を聞いたとたんまーるい目をして「あっ!!!」と言ったSYUN君がイメージしたのは「おさかな!」そしてすかさず「マンボウ!」
すごい連想はずーっと続きます。「小さい魚がさめに追いかけられてる」「2匹がチューしてる」「人間も息できるものを着けて潜ってる」・・・この音を聞いただけでお話ができてしまうほどアイデア豊富のSHUNくんでした。
YUくんの「大きな古時計」のイメージは天国です。今ついたばかりのおじいさんは左から2番目。天使たちに囲まれて幸せそう。時計もいっしょに天国に来て「チックタック」と動いています。
これは、「大きな古時計」を聞いてイメージしたTANちゃんの作品です。おじいさんが神様と天使に連れられて天国に行くところです。時計はちょうど12時で止まっています。幸せそうなおじいさんの顔が印象的です。
そして、この音から連想したのは、やはり北風です。昨日から急に真冬のようになったせいか、この音を聞いたとたん「寒い!」と言ったのはTANちゃんでした。
TANちゃんはこの音から川で“水切り”遊びをする音を連想しました。隣で魚釣りをするおじさんもいます。
YUくんのイマジネーションが盛んにアピールしているようです。この音から元気な線がヒューヒューと出てきました。寒い寒い冬の光景です。
YUくんはこの音を聞いてコップにストローをいれてブクブクする「悪い博士」を描きました。そこは、化学実験室です。小人にされてしまった人もいます。
次はこの音。SAEちゃんは「冬の夜、風が吹いてきて赤いもみじが吹き飛んだ」んだそうです。“青い風”は手に絵具をつけていっきに描きました。
まずは、トレーニングです。いくつかの音を聞いてイメージを膨らまします。SAEちゃんはこの音を聞いてこの作品を描きました。抽象画の画家になっていましたよ。

子供たちの想像力@

今回は、「音をヒントに絵を描いてみよう」ということで、いろいろな音を聞きながらイマジネーションを膨らまし、自由に“映像化”してみました。それぞれ、音から連想するイメージをある人は“おしゃべり”しながら、ある人は“黙々”と自分の世界に入り込みました。














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